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SUSTAINABILITY
サステナビリティ

アニバーサリートラベルでは、ハネムーンからお帰りのお客様にご旅行のアンケートを頂戴しております。

多くのお客様から「また二人でこの場所に来ようと約束しました!」というお声をいただきます。
そんなお二人のために世界の美しい海を、島を、文化遺産を、責任ある旅行会社としてどのように関わり、残すことができるか。


10年後、20年後、、
【お二人がふたたび戻れる場所のために】を我々のマテリアリティとして、コラム掲載とともに考え、取り組んでまいります。
サステナビリティ「コラム」

Vol.3 モルディブ

【2人がふたたび戻れる場所のために】モルディブとお二人の思い出をいつまでも残すために…海面上昇から国を守る取り組み

1つの島に1つのリゾートしかない、極上のリゾート体験が叶うモルディブ。非日常の世界に身をおきながら“何もしない贅沢”を存分に味わえることが魅力で、ハネムーナーが憧れるリゾート地の1つです。

海と空と砂浜、リゾートのあらゆる場所から美しい絶景が楽しめる一方で、モルディブは地球温暖化に伴う海面上昇により沈没の危機に瀕しています。モルディブの美しい景観や自然環境を守るために、モルディブでは地球温暖化に対する取り組みが進められています。

お二人がモルディブで紡いだ思い出のバトンを次のハネムーナーへと繋げるために……私たちができるサステナブルなアクションをご紹介します。

海面上昇により沈没の危機にあるモルディブ

モルディブは約300平方キロメートルの国土面積に1192島の美しい島々が広がっています。島の周囲には珊瑚礁とサンドバンク(砂州)によって形成されたターコイズブルーのラグーンがあり、リゾートのあらゆる場所からその絶景を楽しむことができます。

島々のうち、159島がリゾート島のモルディブ。しかし、その島々の多くは海抜の平均が1.5mと、大雨などによる浸水・水没の危機にさらされています。さらに、地球温暖化に伴う海面上昇による影響で今後数十年の間に海に沈んでしまうとも言われているのです。

主要産業が観光であるモルディブでは、数十年で多くの観光客が訪れるようになりました。その一方でフードロスや海洋汚染など、モルディブの美しい景観を損なう悲しい問題があるのも事実です。

モルディブを存続させるため国を上げてさまざまな取り組みが行われている

食糧輸送や大量の廃棄物を燃やすために排出される二酸化炭素は、地球温暖化の原因となる物質です。素晴らしい自然環境に富んだこの国を存続させるために、モルディブではさまざまな取り組みが行われています。

ここ数年で既に海面上昇による浸食が始まっている島もあります。地元住民の生活を守り、国を存続させるため、モルディブでは「フルマーレ島」と呼ばれる人工島が建設されました。リゾート島ではなく現地の人が住むための島で、学校や商業施設など快適な住環境が整えられています。

しかし、人工島は地球温暖化に対する根本的な対策にはなりません。プラスチックやビニール袋は焼却の際に多くの二酸化炭素を排出します。モルディブでは、2025年までにプラスチックの使用やビニール袋の輸入を禁止するなど、プラスチック削減への動きが進んでいます。

ガラス瓶を使用した飲料水を提供したり、シャンプーやボディーソープなどを詰め替え可能なディスペンサーに交換したりと、各リゾート地でもプラスチックを削減するためのさまざまな取り組みが実践されています。カードキーをプラスチックから木製のものに変更したリゾート地もあるようです。

ハネムーナーとしてモルディブを守るためにできるアクション

モルディブでは一丸となって国を守ろうとさまざまな努力をしていますが、ハネムーナーとしてもできるアクションがあります。

■エコバッグの活用を

お土産や現地で必要な物を購入する際に、エコバッグを活用しましょう。モルディブがプラスチックやビニール袋の削減に力を入れている中、ハネムーナーとしての大きなサスティナブルなアクションとなります。

 日本から持参するのはもちろん、現地で気に入ったエコバッグを購入するのもおすすめです。モルディブの環境保全に貢献できるのはもちろん、旅の思い出として手元に残すこともできるでしょう。モルディブではさまざまなエコバッグを選ぶことができますよ。

 
■食事は食べきれる・飲みきれる分だけを意識する

モルディブのリゾート地は、オールインクルーシブと呼ばれる旅行代金に食事やドリンクなどの料金が含まれているサービス形態が多いです。島に滞在している間、好きなものを好きなだけ飲んだり食べたりと夢のような旅行が実現できます。

しかし、食べ残しは廃棄する際に地球温暖化はもちろん海洋汚染の原因になる場合もあります。できるだけ食べきれる・飲みきれる分だけを注文し、食事を楽しみましょう。とは言いつつも、ハネムーンの食事は自由に、楽しくが最優先!無理のない範囲で行ってみてくださいね。


■化学物質不使用の日焼け止めを使用する

地球温暖化は珊瑚の生育にも影響を与えています。海水温の上昇により、珊瑚と共生している植物プランクトンが生きられず栄養を受け取れなくなってしまうのです。地球温暖化に対するアクションだけではなく、珊瑚を守るために私たちができることがあります。

それは、化学物質不使用の日焼け止めを使用することです。化学物質が配合された日焼け止めは、珊瑚礁の生育に影響を及ぼすと言われています。日焼け止めに使用される化学物質はウイルスの繁殖を促し、珊瑚の成長サイクルを妨げ白化や死滅を引き起こしてしまうことが分かっています。

日焼け止めは1度塗ると肌に浸透すると思いがちですが、海に入ると水の中に流れ出てしまいます。しかも、海全体に広がるのではなく、しばらくそのまま成分が留まってしまうのです。これが珊瑚はもちろん、他の海洋生物にも影響を与えてしまっています。

日焼け止めを使用する以外にも、ラッシュガードやレギンスを着用することで日焼けを防ぐことができます。こうしたアイテムを活用しつつ、海水浴や海のアクティビティを楽しんでみてくださいね。

むすびに

今回のコラムでは、モルディブが沈没の危機に瀕していることに触れ、国としての対策やハネムーナーとしてできるアクションについてご紹介しました。

地球温暖化によってモルディブという国が数十年以内になくなってしまうかもしれない……日本でも、長期化する夏の酷暑や暖冬など温暖化による異常気象を感じることは多いです。モルディブも温暖化の影響によって、ビーチの浸食がひどく、島が小さくなっているのは、ハネムーンで訪れたお二人がショックをうけるほど実感できると思います。

しっかりハネムーンを楽しみつつも、モルディブが抱えている現状を知ることによって“私たちには何ができるのか”を考えることが大切かもしれません。お二人が旅した思い出の地のまま、そこにふたたび戻れるように……日本にいても、遠くモルディブの地に想いを馳せながら、実生活でできるサステナブルなアクションをお二人で楽しみながら行えると良いですね。

次回は、地域ごとに独自の文化に出会える情熱の国「スペイン」のサステナブルな取り組みについてご紹介します。

過去のコラム

Vol.1 ハワイ

“マラマハワイ”で海の豊かさを守ろう!「ゼロ・ウェイスト」への取り組み

Vol.2 イタリア

イタリアのフードロスを解決するための取り組みである「キロメートル・ゼロ」

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